塵壺日誌

日々の徒然を綴った駄文の塵壺

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

Citizen EcoDrive Thermo 体温で発電する腕時計・・・

さて、久しぶりに時計ネタなんぞ・・・
前
横
裏
↑写真の時計はCitizenの「EcoDrive Thermo エコ・ドライブ サーモ」という時計。
一見、何の変哲もない3本針の時計ですが・・・
これは体温で発電した電気を利用して駆動するとんでも機構の時計だったりします。
まぁ、正確にいえば「体温で発電」」ではなく「体温と外気温の差を利用して発電」した電力を駆動源とする時計なのですが・・・

腕
こんな感じに時計を装着した際に、腕に密着した裏蓋部を通して得られる体温と、時計前面のべぜる部分を通して得られる外気温の温度差を電気エネルギーに変換し、それを駆動源とするのですが、理屈としては二種類の異なる金属を接続した「熱電対」の両端に温度差が生じると電力が発生する「ゼーベック効果」を利用した発電システムで、発生させて電気をキャパシタ(二次バッテリー)に蓄電し、その電力を水晶振動子を得るためのクォーツ振動とそれを制御するICチップに利用し、なおかつ歯車を回して時計を動かす、と・・・

まぁ、この辺は頭の痛い理系の理論理屈になりますので、すべて「メーカーの説明サイト」に丸投げしますハイ
それにしてもまぁ、いろいろ考えるものですねぇ・・・
ちなみに、この体温と外気温差を利用して発電し、それを基にした電力で時計を動かすものとしては、SEIKOの「Thermic サーミック」(SBET001)と言う時計を1998年に発売しています。
Citizenは一年遅れて1999年に発売され、写真のモデルは2001年EcoDrive Thermoの2ndモデルとしてスイスのバーゼルで毎年開かれる時計の発表見本市バーゼル・フェアで発表された後、発売となったのだけれども、短期間でその姿を消してしまいました。

たぶん1999年の1stモデルは少数の限定販売だったのではないかと・・・
理屈の面白さや機構の面白さ、話題性で1stはおそらく完売したんでしょうけれども、2ndモデルの方の売れ行きはいまいちだったのでしょうね・・・
そりゃあまぁ、Citizenノエコ・ドライブは光発電が主流ですからねぇ・・・
体温と外気温の差で発電と言うのは思った以上に発電が不安定なんでしょうからねぇ・・・
素直に光充電の方がお手軽かつ安定性が高いのでしょうね。
まぁ、SEIKOの方も結局サーミックを出したのみでゼーベック効果による発電時計は発展を見せなかったですからねぇ・・・

ま、そんなこんなで時代のはざまに消えていった時計が中古市場に出てきたのを見つけてサルベージしてみた次第。
個人的には気に入っているし大切に使っていきましょう。

関連記事
スポンサーサイト

テーマ:腕時計 - ジャンル:ファッション・ブランド

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://harikiwi.blog28.fc2.com/tb.php/713-bb9956e7
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

FC2Ad

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。