塵壺日誌

日々の徒然を綴った駄文の塵壺

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チェ 28歳の革命

と言う事で、久しぶりに映画なんぞを観てきました。
友達から映画のチケットを譲ってもらって、そのチケットの期限がそろそろ近付いてきたという事で、失効する前に観ておこうと思い立った次第。

さて、どの映画にしよう・・・
ぼくは普段まったく映画に縁がない、と言うかDVDやTVですらほとんど観ない。
なにせ関内にTSUTAYAさんができた時に、すぐに会員になったは良いけれども、結局ただの一度もDVDを借りることなく1年間の会員期限を過ぎ失効したくらいなのだから・・・
なので、ワーナーマイカルのサイトで上映中の映画の題名を見ても、出演俳優の名前を見ても、さっぱりわからない。

が、その中でぼくにも分りそうな映画の題名が目を惹いた。
「チェ 28歳の革命」
キューバ革命の英雄エルネスト・チェ・ゲバラを題材にした映画。
今年はキューバ革命50周年と言う事もあって作られたんでしょうねぇ。
この作品「チェ 39歳の別れの手紙」との2部作になっていて、2部作合わせて4時間半という大作ですねぇ。
キューバやニカラグア、エルサルバドルと言った渡航経験のある国の革命にも大きく影響しているチェ・ゲバラの映画であるなら、ぜひ観てみたい。
と言う事で、今日は前編に当たる「チェ 28歳の革命」を鑑賞することにした次第。

さて、早速映画館に行ってみて驚いた・・・
チケットカウンターには平日だというのに結構人が並んでいる。
が、そんな事より上映スクリーンに入ったら、なんと先客ゼロ。
上映まで既に20分もないというのに・・・
そもそも、チケットカウンターで「端の席が良いのですが」とリクエスト出したら「F列以外はどこでも」とのご返答・・・

通常端から埋まるだろうに、その時点でF列の端しか埋まってないって・・・
まぁ、さすがに、そろそろ時間ぎりぎりですよって時に少し入ってきたけれども、おそらく10名いたかいないか・・・
ちなみに、そこは99名入れるらしい・・・

あれま・・・まぁ、確かに大衆受けするような娯楽作向けな題材ではないと思うけれども、なんとなく左巻きな思想がエリート思想と言うか上級思想だという思い込み全開だった時代を過ごし革命を夢見たことのある世代の人たちが興味を示すだろうし、今の疲弊した時代に革命思想を持つか否かは兎も角、こういう物語りに興味を示すであろう若い世代が観に来るものだとばかり思っていた。
が、それが10名いたかいないかなんてガラガラの状態なので、少々拍子抜けしてしまった。
こういう題材って受けないんですかねぇ・・・革命への憧れ、英雄願望って持ってる人多いと思うんだけど・・・

さて、肝心の映画の方は、かなりゲバラたちキューバ革命の戦士たちを英雄化しておりますねぇ。
そりゃまぁ当然ですが・・・
ただ、それほど重い内容と言う事もなく、いろいろ考えさせられたと言うほどでもなく、知識の中にあるキューバ革命とその参加者たちをと言うかゲバラを美談で練り上げた作品と言った感じでしょうか。
ま、それも当然なんでしょうけれども。

物語としては楽しめるけれど、これをわざわざ2部作にしたのもどうかなぁ・・・
これはやはり、革命の前段からチェ・ゲバラの死去までの人生を一気に見せた方が良かったのではないかと・・・
題材が題材なので、感じるものが全くないという事はないですが、かといってこの前編だけを見てチェ・ゲバラの生き方に共感するというような思いを抱くほどではないかと・・・

ま、カストロさんもゲバラさんもキューバ革命そのものも、こんな映画より現実の方がよっぽどすごかったわけですからね・・・
なにせ、キューバ革命を発端に(正確にはメキシコ革命とか、その前からなんだけど)一気に中南米の反アメリカ帝国主義の革命が起きたというか多大なる影響を及ぼしたわけで、その流れが日本にまでたどり着いたくらいですしねぇ・・・

ま、革命に成功した中南米諸国は結局社会主義には失敗して資本主義になったけれども、それは元々反米っていう姿勢を強く打ち出す為に資本主義を捨てただけだったという面もあるでしょうから仕方ありませんねぇ。
キューバはカストロさんと言う革命家気質を併せ持った極めて有能な政治家がいたおかげで、経済的には低空飛行ながらも社会主義国としては成功国でしょうね。
革命に完璧に失敗した日本が、恐らく歴史上最も成功した社会主義的構造を作り出した国になったと言うのも皮肉と言えば皮肉でしょうが、その構造も今は見事にぶち壊れてしまいましたからね・・・

この映画、ベネズエラをはじめとして反米の気運が高まりつつある中南米諸国ではものすごく受けるでしょうねぇ。
もちろんニカラグアも…っていうかニカラグアなんて革命政権だったサンディニスタが政権に返り咲きましたもんね・・・
正直、ベネズエラみたいに石油が出る訳けでもなく、レアメタルが出てくるわけでもなく、内戦で壊れた鉄道などのインフラにすら、金がなさ過ぎて未だに手をつけられていない状態のニカラグアが、いまさら反米姿勢を強固に打ち出しても良いことはないと思うんですけれどね・・・

まぁ、この映画はやはり前・後編をきちんと観ないと、その言わんとしていること、描きたかったことなどは正確には理解できないような気がするので、後編に当たる「チェ 39歳別れの手紙」も見に行く事になるでしょう。

映画としてはは楽しめましたですハイ

映画公式サイト

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