塵壺日誌

日々の徒然を綴った駄文の塵壺

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徒然

健康診断
 9月頭に受けた職場の定期健康診断の結果がきた。
例年ならダイレクトメールに良く使われるあの横長の封筒に入って結果がくるのだけれども、今年の封筒はなぜかA4サイズ・・・
しかも紙切れ一枚ではなく複数枚入っている厚み。

あらら・・・と、ちょっとしたワクワク感を覚える・・・
なぜドキドキ感でなかったのかは分らない。
どちらかと言えば、何かを期待するような我ながら不思議な感情・・・

とりあえず開封・・・
ん・・・診断結果表に、診断結果摘出遅延のお詫び、それに診断表の見方などの書かれた紙切れ。
診断表を眺めてみる・・・
あら・・・意外なことに全て基準値内に収まり、特に留意すべき指摘などの記載も無い。。。

人の身体とは存外しぶとく出来ているものらしい・・・
もう暫く、事故にでもあわない限り生きていくことになりそうだ。
ま、生きてる限りは、精一杯足掻いて今より例え1cmでも良いから高みを目指しててみましょう。



 ぼくは毎日のように夢を見ている。
内容はほとんど覚えていないが、割りに良い夢を見ているような気がする。
が、金曜日の夜に見た夢は強烈で暫くは忘れられそうに無い。

脈絡は分らない。
ただ2人の和装の女性に、いかにも田舎の古い造りの家に連れて行かれたところから覚えている。
この2人が誰であったのか分らない。
その家に入ると、もう1人女の人が床に伏せっていた。
髪の長い痩身の和装の女性だと言うのは分ったが、顔は多分無かった、

その人がぼくを見て、床に座り唐突に自分は母親だと名乗った。
そして、そのまま両手を付き頭を垂れ力なく「ごめんなさい」といった。
ぼくをそこに連れてきた2人の女性も同じように頭を下げていた。

それを見て、ぼくは不快に思うでもなく、労わるでもなく、近づくでもなく声すら掛けることも無く、ただ呆然とした。
おそらく困惑の体と言う状態だったろう。
その夢はそこで途切れた。

ぼくの記憶の中には親の思い出など、ただの1コマだって在りはしない、
その女性の顔が無かったのは、記憶にも無く、それを作るだけの想像力にも乏しいぼくでは当然の事だっただろう。
ぼくはずいぶん前に親と言うものを無かったことにした。
決して感じることの無い存在だと思い至った時、親に対する良いも悪いも含めた感情の全てを捨て、なかったことにした。

それ以来親と言う存在を意識した事は無かった。
親が自分の幸せを考えた時に、その幸せの中にぼくは存在しなかった。
親にはそう思うだけの理由が有り、余裕も無かったのだろうから、それが悪だったとは思わない。
ぼくもまた自分の幸福の中に親と言う存在は必要ないと思ったし、今もそう思っている。
ただそれだけの話。

それがなぜ今更になってこんな夢を見るのだから、自分でも驚いている。
夢は自分の希望や願望を映像化したものという話もある。
だとするなら、この夢はどういう思いから来たものなのだろう・・・

ただ母親だと名乗る女性が出てくるだけなら、それはもしかしたら心の奥底に残っていた、得られなかった時間と存在に対する憧憬だったかも知れない。
しかし、ぼくは夢の中でその女性に両手を付かせ頭を下げさせ詫びの言葉を言わせている。
これがぼくの願望であるなら、ぼくの本性とはよくよくに執念深い、人として最低な類のものだろう。
人に土下座させるなど・・・

無かったものと思い至り、子供の頃より20年以上意識したことすらなかった存在に対して、今更のようにこう言う夢を見たのはどういう訳だろう・・・
もし、実際に母親だと名乗る人間が目の前に出てきたら、ぼくはきっと夢の中の自分と同じ反応を示すはずだと思う。
何の感情も持たず、ただ困惑し、おそらくその場から一刻も早く消えたいと思うだろう。
夢の中のストーリーが先に進まずにそこで途切れたのも、救いの無い話に展開していくことを恐れ、思考をそこで停止させたせいではないか。

そう思うのだけれども、やはりどこかで親が自分に対して罪悪感を抱いていることを期待しているのだろうか?
病気であったから一緒にいられなかったと言うシチュエーションまで自分の中で考え出して・・・
今更、なんでそんな事を・・・

この数日、このくだらない夢のせいで些か心中穏やかならざる波が立っているようだ。
何に対しての波なのだろう・・・唐突に出てきた母親と言う存在に対する驚きなのか、それともその人に土下座をさせた下卑た自分の本性に気づいた自身に対しての自嘲なのか・・・
己の心のありようですら分らない。
この驚きと困惑と自嘲を残して行ったこの夢を、暫く忘れることは出来ないだろう。
余りこう言う下卑た本性の再確認するような夢は見たくないものだ・・・

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